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そもそもおやつって?

そもそもおやつって?

そもそもおやつって?

2022/06/10

みんな大好きおやつ。

そんなおやつですが、なぜおやつってあるのでしょうか?

何のためにおやつって食べるのでしょうか?

今日はそんな、普段何気なく食べているおやつを深掘りしてみましょう!

*そもそもおやつはどこから始まった?

*何のためにおやつを食べるの?

*やっぱりおやつは楽しみたい!その目安は?

そもそもおやつはどこから始まった? 

みなさん、おやつの起源ってご存知ですか?

 

おやつという言葉は、”八つ時”に由来するといわれています。

その昔、午後2時から午後4時が”やつどき”といわれていて、その時間に食べていた軽食を「おやつ」と呼ぶようになったんだそうです。

3時のおやつ、はちょうどやつどきの中間に当たるんですね。

 

江戸時代、日本人の食事は朝と夜の1日2回でした。

その時代は、今より農作業など体をよく使う仕事が多く、途中でお腹が空いてします。

そこで、エネルギー補給のために、”間食(かんじき)””小昼(こびる)と呼ばれる軽食をやつどきに摂るようになりました。

それがおやつの起源なんだそうです。

 

また、おやつが日常の食事とは異なる、楽しむための食事として用意されるようになったのは、奈良時代のことです。

現在の中国から、”唐菓子”や”砂糖”が伝わり、宮廷でお菓子が食べられるようになりました。

そこで貴族たちが寒天などの砂糖菓子を食べるようになり、”間食は楽しむものだ”という考えが広まりました。

さらに茶道が広まったことにより、和菓子も幅広く知られるようになり、ますますおやつ文化が広まりました。

 

ただ、ここまではおやつは貴族や大人たちが楽しむものでした。

それが子どもにまで広がったのは、実は明治時代なのです。

 

最初は、一食に食べられる量が少ない子のための栄養補給として、おやつが食べられるようになりました。

明治時代には、時刻の数え方が変わったため、おやつ、ではなく、”お三時”という呼び方が生まれましたが、おやつ、ほど広まらなかったそうです。

何のためにおやつを食べるの? 

では、何のためにおやつを食べるのでしょうか?

食事と食事の間隔は4-5時間が理想的といわれています。

ですが私たちの生活では、昼食と夕食の間が6-7時間くらいあいてしまうことがあります。

そのような時は、軽めのおやつを取ると良いのです。

上手におやつを食べることで、夜遅くにご飯を食べ過ぎるのを防ぐ、という効果があります。

ただし、おやつの摂り方を間違え、一度にたくさん食べ過ぎてしまったり、カロリーが高過ぎると大変です。

かえって夕食がきちんと食べられず、夜遅くに小腹が空いてついお夜食を食べてしまった・・・

翌日の朝ご飯が食べられなかった、肥満体質になってしまった・・・など、生活リズムや自身の健康に影響をおよのしてしまう可能性があります。

やっぱりおやつは楽しみたい!その目安は?

おやつというと、ケーキやチョコレート、お煎餅などのお菓子を思い浮かべることが多いと思いますが、必ずしもお菓子とは限りません。

フルーツやおにぎりなど、パッとつまめるものなども良いです。

 

お菓子やジュースなど、嗜好品もやっぱり楽しんで食べたいですよね。

そんな時は、食べる時間と量を決めて食べましょう。

目安はやはり”やつどき”の午後3時、また1日200カロリー以内がおすすめです。

市販のお菓子やジュースは、栄養価が表示されているものがほとんどですので、一度表示を見て考えて買う、というのを意識してみてはいかがでしょうか。

 

今日はおやつについて少し深掘りしてみました。

たくさんの美味しいおやつがあるこの時代、好きなものを思い切って楽しむために、参考にしてみてください!

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