SixGrab合同会社

これからの季節、食中毒が心配!注意すべき点とは?〜part1〜

これからの季節、食中毒が心配!
注意すべき点とは?〜part1〜

これからの季節、食中毒が心配!注意すべき点とは?〜part1〜

2022/05/20

5月も折り返し、少しずつ暖かい日が多くなってきましたね。

暑くてキッチンに立つのが億劫、、、そんな方もいらっしゃいますよね。

 

夏が近づいてきた、、、そこでひとつ心配なのが食中毒!

暖かくなって、人間も過ごしやすい季節、その温度、菌たちも大好きなんです!!

食中毒というと、飲食店や給食施設でばかり起きていると思われがちですが、実は家庭内での食中毒は、飲食店に次いで2番目に多いのです。 

びっくりしませんか?

 

今日は、そんな食中毒の原因や、お家でできる予防についてお話ししていきます。

 

 *家庭で起こりやすい食中毒って?

*食中毒原因第1位 アニサキスってなに?

家庭で起こりやすい食中毒って? 

まず、家庭で起こりやす食中毒をランキング形式で見ていきましょう。

 

1位 アニサキス(寄生虫)

2位 植物性自然毒(自然毒)

3位 動物性自然毒(自然毒)

4位 カンピロバクター・ジェジュニ/コリ(細菌)

5位 ブドウ球菌(細菌)

 

いかがですか?

知っている名前はどれほどあったでしょうか。

 

それでは、次にそれぞれがどのようなものなのか、どういう予防法があるのかを解説していきたいと思いますが、一回では書ききれないほど長くなりそうなので、数回に分けて、お伝えしていこうと思います。

 

今日はまず第1位、アニサキスについてです。

食中毒原因第1位 アニサキスってなに?

アニサキス。

これはみなさま良く聞かれたり、注意深く観察、見つけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

家庭内では、お刺身などのように非加熱、もしくは十分に加熱されていない状態で提供、喫食することが、アニサキスの食中毒発症が多い理由として挙げられます。

 

アニサキスはサバやアジ、カツオなどの赤身魚、魚介類の体内に生息する寄生虫の一種です。

魚介類の内臓に寄生しますが、その魚介類の死後、時間が経つと筋肉に移動することがあります。

そのため、内臓だけではなく、筋肉を生食、加熱不足、不十分な冷凍で喫食することにより、食中毒を引き起こすことがあります。

ですが、人間に寄生し、発育することはありません。

 

食中毒の症状としては、食後数時間後から十数時間後に、みぞおちや下腹部の激しい痛み、悪心、嘔吐、腹膜炎症状を生じます。

 

治療は、胃内視鏡検査時に胃粘膜に入り込んでいるアニサキスを摘出、もしくは対症療法があります。

 

予防法としては、まずは魚をしっかりよく観察し、寄生虫がいないか確認します。

その時点で発見した場合は、そこを切り取るか、アニサキスを取り出すことで食中毒を予防できます。

次に加熱、もしくは冷凍をしっかり行います。

アニサキスは中心温度70℃以上、または60℃1分以上の加熱で死滅します。

冷凍の場合は-20℃で24時間以上冷凍することにより死滅しますが、一般的な家庭用冷蔵庫の冷凍庫温度は-18℃前後と言われていますので、注意が必要です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

まずは食中毒の原因第1位、アニサキスについてお伝えしました。

お刺身をよく食べられる方、自分やご家族など周りの方がよく釣りに行かれる方は特に参考にしていただけたら嬉しいです。

 

次回は2位植物性自然毒(自然毒)、3位 動物性自然毒(自然毒)と続きます。

食中毒に詳しくなって、これからやってくる夏、楽しいお食事で乗り切りましょう!

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。