牛タンの基本知識
2021/12/24
焼肉店に行ったことがある人であれば、ほとんどの人が牛タンを食べたことがあるでしょう。今回は、牛タンの知っておきたい基本知識についてご紹介します。
4つの部位の特徴と食べ方
牛タンは牛の舌部分を指しており、さらに「タン元」「タン中」「タン先」「タン下」の4つに分割されます。
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タン元:
- 舌の根本部分を指します。脂肪が多く柔らかいのが特徴で、霜降り牛タンと呼ばれたり、特上タンとして扱われることが多いです。とても柔らかいため、厚切りにしてステーキで食べることもできます。
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タン中:
- タン元とタン先の間の部分を指します。タン元より安いため、スーパーなどにも流通しています。焼肉店で薄切りにして提供されているものの多くがタン中です。
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タン先:
- 舌先部分を指します。運動量が多い部位で、肉質は固めで匂いが強いです。シチューなどの煮込み料理に使うことで、匂いを抑えて柔らかくして食べることができます。
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タン下:
- タン元・タン中の下側部分を指します。筋が多いのが特徴です。タン先同様、煮込み料理に使うことで、柔らかくして食べることができます。また、ミンチにしてハンバーグにして食べることもできます。
牛タンの知っておきたい基本知識についてご紹介しました。意外と知らないこともあったのではないでしょうか。牛タンを買って自分で調理する機会がありましたら、是非参考にしてみてください。