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赤身魚と白身魚の違い

赤身魚と白身魚の違い

赤身魚と白身魚の違い

2021/12/20

マグロ、カツオなどの身が赤い魚を「赤身魚」、タイ、カレイなどの身が白い魚を「白身魚」と言いますが、赤身魚と白身魚の違いについてご存知でしょうか。この記事では、この2つの違いについてご紹介します。

色素タンパク質の量が違う

ヘモグロビンとミオグロビンの量が違う

赤身魚と白身魚の違いは、色素タンパク質であるヘモグロビンとミオグロビンの含有量で区別され、100gあたり10mg以上含まれていれば赤身魚、10mg未満であれば白身魚とされています。

色素タンパク質はその名の通り色が付いたタンパク質で、ヘモグロビンとミオグロビンは赤色をしています。そのため、この2つの色素タンパク質を多く含んでいる魚は身が赤くなるのです。

赤身魚は回遊魚に多い

酸素を効率よく運搬・貯蔵するための仕組み

ヘモグロビンは血液中に存在し、酸素を体中に運ぶ機能があります。そしてミオグロビンは筋肉中に存在し、酸素を貯蔵する機能があります。

赤身魚は回遊魚に多く、回遊魚は常に泳ぎ回っています。長時間筋肉を動かし続けるためには大量の酸素が必要で、酸素を効率良く運搬・貯蓄するために、この2つの色素タンパク質を多く含んでいるのです。

ヘモグロビンとミオグロビンを多く含んでいる魚を赤身魚、そうでない魚を白身魚と呼んでいることが分かりました。色素タンパク質の量に違いはありますが、赤身魚と白身魚で優劣は無いので、どちらの魚でも気にせず食べましょう。

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