ワッフルの種類って?
2022/04/22
今やスーパー、コンビニでも目にするようになったワッフル。
みたら一眼でワッフルだ!とわかるあの美味しそうな独特のかたち。
食べるとさくっふわっと口に広がる甘味・・・
そんなワッフルですが、実はいろんな種類があるのはご存知でしたか?
今回はその起源や特徴について紐解き、ワッフルの魅力を再認識していきましょう。
1.そもそもワッフルって?
2.ワッフルはどこが発祥?
3.ワッフルの種類
2.ワッフルはどこが発祥?
起源は18世紀のギリシャだと言われています。
世界で最も古いお菓子の一つで、小麦と卵で作った生地を鉄板で丸く焼いた”ウブリ”に凹凸模様をつけて焼くことが考案され、それをゴーフルと呼ぶようになったのが始まりと言われています。
それが宣教師によりヨーロッパで各地に広がり、スポンジケーキのようにふわっとしたものから、パンのようにもちもちとしたもの、ビスケットのようにカリッとしたものなど、各地方でいろんな方法で作られるようになりました。
クレープと同様、最も庶民的な食べ物であり、村のお祭りなどで必ず露天売りされていました。
語源はオランダ語で蜂の巣を意味する”wafel(ワフェル)”の由来すると言われています。
アメリカに移住したオランダ人が表面が蜂の巣模様に似ているパンケーキを見て”wafel”と呼んだことから、英語でも”waffel(ワッフル)”というようになりました。
また、フランス語で”ゴーフル”とも言います。
3.ワッフルの種類
まずは代表的なベルギーワッフル
ベルギーワッフルはイーストを使用して発酵させて生地を作ります。
また、その中でも”リエージュ風”と”ブリュッセル風”があります。
リエージュ風は小型の楕円形で、格子が大きくて深く、大きい粒のパールシュガーというお砂糖がかけてあるので、甘く、そのまま食べることが多いです。
ブリュッセル風は比較的大きな長方形で、格子が細かくて浅く、甘さが控えめなので、はちみつやメープルシロップ、ジャムや生クリーム、果物を添えて食べます。
スーパーやコンビニで見かけるのはベルギーワッフル、”リエージュ風”が多いですね。
次によくあるのがアメリカンワッフル。
アメリカンワッフルはベルギーワッフルと同じく格子状ですが、イーストを使わず、重曹やベーキングパウダーで膨らませるため、発酵がいらず、ふわっとパンケーキのような食感です。
リエージュ風のワッフルと同様、生地自体は甘くないので、ソースやクリーム、果物を添えたり、ハムやチーズ、ツナなど、塩気のあるものをトッピングして食べることもあります。
他にもジャパニーズワッフル、韓国ワッフル、オランダワッフルなど、今や国それぞれでワッフルが人気になりつつあります。
ジャパニーズワッフルは文字や模様のついた楕円形に焼かれたワッフルで、カスタードやジャムなどを包み込んだ形状が特徴です。
和菓子屋さんなどで売られていたりするのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
韓国ワッフルはサクサクの生地にアイスクリームやホイップクリーム、フルーツなどを挟んで食べます。韓国では、駅の中や街角の屋台などで売られていることが多く、”トゥンワッフル「ポッチャリワッフル)”と呼ばれています。
オランダワッフルはストロープワッフルとも呼ばれ、ベルギーワッフルを薄く硬く焼き、間にはキャラメルが挟まれています。
ざっと書き出しただけでもこんなに種類があるとは・・・早速ワッフルが食べたくなってきませんか?
おうち時間が増えている昨今、ワッフルメーカーがあればご自宅で作ることもできますし、さまざまな場所で売られていますので、ぜひ見つけたら食べて、自分好みを探してみてください。