食欲の秋!これから食べたい食べ物
2022/09/08
夏バテ気味だった体も、食欲が戻りつつありませんか?
もうすぐ食欲の秋到来!ということで、そもそもなぜ秋は”食欲の秋”と呼ばれるのか、そしてこれから食べたい旬の食材たちをご紹介します!
なぜ秋は”食欲の秋”と呼ばれる?
食欲の秋と呼ばれる所以は、いろんな理由が絡んでいると言われています。
①たくさんの美味しい食材が旬を迎えるから
秋は”実りの秋”とも言われ、”芋栗南京”をはじめ、葡萄や梨、さんま、きのこ類など、さまざまな食材が旬を迎えます。
②基礎代謝量が夏よりも上がるため
気温が高くなると、体温を維持しようと基礎代謝量が上がります。
そのため、たくさんのエネルギーが必要になります。エネルギーがたくさん使われるということは、失ったエネルギーを補おうと食欲が増すと言われています。
③夏バテが解消するため
夏は暑さから夏バテで食欲が低下する方が多くなります。
その夏が終わると、食欲が通常モードになり、食欲が増したと感じるようになると言われています。
④セロトニンが関係しているため
セロトニンは”幸せホルモン”とも言われ、私たちの脳内のさまざまな伝達物質に働きかけ、”精神を安定させる”、満腹感を与え”食欲を抑制する”と言われています。
このセロトニンは日光に当たる時間が長いほど分泌量が増えることが特徴で、秋は日照時間が短いため、分泌量が他に季節に比べると少なくなり、食欲増加につながっていると言われています。
⑤来る冬に備えて栄養を蓄えるため
秋の次は冬。冬の寒さを乗り越えるため、秋のうちからしっかりと食事をとる事で、栄養やエネルギーを蓄えるため、食欲が増すと言われています。
(②の理由と関連していますね。)
秋に旬を迎える食べ物
では、実際秋にはどんな食材が旬を迎えるのでしょうか。
いくつかご紹介していきます!
①さつまいも
秋といえばさつまいもですよね。炭水化物が豊富に含まれており、エネルギーを効率よく摂取することができます。
また、抗酸化作用が強いビタミンCや細胞の老化を防ぐことが期待できるビタミンE、皮にはヤラピンという便を柔らかくする成分が豊富です。
②かぼちゃ
かぼちゃは7月から12月が旬です。
かぼちゃには鉄分やビタミン類、カルシウムなど、さまざまな栄養が含まれています。
おかずや汁物、スイーツなど、幅広く調理できるため、積極的に取り入れていきましょう。
③きのこ類
秋は舞茸や松茸、椎茸などの収穫シーズンです。
栄養価は種類によってさまざまですが、ビタミンB群、D、カリウムなどのミネラル類、食物繊維などが比較的多く含まれています。
さらには低カロリーなので、体型を気にされている方でも罪悪感なくたくさん食べることができます。
④秋刀魚
秋刀魚は、漢字にも”秋”が使われていることからもわかるように、秋が旬の魚です。
グリルで焼いて食べるとジュワッと脂が溢れ出し、とても美味しいですよね。
鉄分やカルシウムなどが豊富に含まれています。
これらはほんの一部です。まだまだ旬の食材はたくさんあります。
旬の食材にはその季節に必要な栄養が豊富に含まれていたり、他シーズンよりリーズナブルに手に入るため、積極的に食べたいものです。
”食欲の秋”、旬の食材をたくさん取り入れて、思う存分楽しみましょう!!